「会社を設立する」と聞くと、みなさんどんなイメージですか?
・手続きが大変そう
・お金がたくさんかかりそう
・素人には難しそう
というイメージありませんか?
私は2023年の8月に事務代行の個人事業を法人化して、合同会社を設立しました。
費用をかけたくなかったので、その手続きは全て自分でやりました。
事務作業は得意ですが、会社設立なんて初めてで(そりゃそう)正直不安でした。
調べていく中で『弥生のかんたん会社設立』というサービスを知り、その利便性に感動したのでブログに残しておきたいと思います。
『弥生のかんたん会社設立』がどれほどの助けになったのか、ぜひご一読いただければと思います。
弥生のかんたん会社設立とは
会計ソフトで有名な株式会社弥生が運営している「起業・開業ナビ」の中のサービスです。
オススメポイント
専門知識不要で会社設立に必要な書類が作れる
法律や経営の知識がなくても、サービスのガイドに従ってまるでアンケートフォームを入力していくかのような手順で、会社設立に必要な書類が作れてしまいます。
弥生のかんたん会社設立で作れる書類
- 定款(電子定款)
- 合同会社登記申請書
- 就任承諾書
- 代表社員、本店所在地及び資本金決定書
- 領収書(資本金の払込証明)
これが全て作れてしまう。
出力した資料に押印して、登録免許税の収入印紙(合同会社の場合は6万円分)を貼ります。
システムで作成できない書類
- 印鑑届出書
- (代表個人の)印鑑登録証明書
システムから出てこないのはこの2つのみ。
これらは個別に準備(URLや案内が表示されます)をして、先に出力した書類と合わせて法務局に提出します。
提出するべき法務局の情報が、地図と合わせて画面上に表示されるので迷うことはありませんでした。
操作性も非常にシンプル
左にやるべきことのリストが一覧表示され、自分が次に何をすればいいのかが視覚的に分かります。
そのステップまで進まないと次にすることが表示されないので「いろんな書類があってどれをどうすればいいか分からない」という状態にはなりません。
他サービスとのコスト比較
似たような会社設立サービスとして
- freeeが提供する「freee会社設立」
- マネーフォワードの「マネーフォワードクラウド会社設立」
があります。
どちらも同じく、知識無くても簡単に会社が設立できるサービスです。
弥生と異なる点は料金。
「弥生のかんたん会社設立」は全て無料で使えるのに対して、上記2社のサービスは「電子定款の作成に5,000円がかかります。
上記2社は会社設立後それぞれの会計ソフトを導入すれば、その費用から5,000円オフとなる仕組みなので会計ソフトとセットで考える方は良いかもしれません。
それらの縛りがないことが「弥生のかんたん会社設立」の魅力です。
私の場合は既に弥生会計ユーザーで他社への乗り換えも考えていないため、費用を抑える観点から「弥生のかんたん会社設立」を使いました。
魅力的なアフターサポート
法人設立ワンストップサービスとの連携がとっても便利
実際合同会社を設立してみて分かったのですが、設立の手続きよりも大変なのが設立後の手続き。
税務署、県税事務所、市区町村、年金事務所とそれぞれに複数の届出を出さないといけないのですが、この面倒な手続きが、なんとまとめてオンライン申請できる機能が2022年10月に実装されました!
マイナポータルAPと連動しているサービスのようです。
マイナンバーカードとICカードリーダー/ライターが必要とのことで、確定申告で毎年使っている方はそのまま利用できますね。
どこになんの書類を出せば良いのかも、はい・いいえの質問に回答していけばシステムが診断してくれるので、知識がなくても心強いです。
ワンストップサービスに対応していな書類もあるため、サービス内の案内をよく読んで、対応していないものは個別に提出するようにしましょう。
私は社会保険の「被保険者資格取得届」を後日郵送で提出しました!
カスタマーの対応も迅速
サービスを利用していく中で「これってどうなんだろう?」と疑問が出てきたら、お問い合わせフォームから連絡ができます。
午前中に送信すれば当日中、午後の場合も翌日中にはメールで回答いただけてとてもスムーズでした。
まとめ
今回は「弥生のかんたん会社設立」サービスについてご紹介しました。
”かんたん”とは言え会社設立手続きはやっぱりやることが多くて大変です。
ただ、こういったサービスを利用したおかげで自分の力でやり遂げたという達成感と、設立のコストが削減できたことには大きな意味があります。
私の場合「弥生のかんたん会社設立」のようなサービスがなければ、きっと司法書士さんに泣きついていたでしょう。
これから会社設立を考えている方に、こういう便利なサービスがあることが伝えられたらとても嬉しいです。
ご利用はこちらからどうぞ↑(本当に全部無料で使えました!)