なぜフリーランス秘書になったんですか?
会社員の方が安定していて良くないですか?
周りの人からこんな質問を受けることがあります。
私は2017年の11月からフリーランス秘書という働き方をしています。
普通の会社員だった私がなぜフリーランス秘書になったのか。
今回はその理由をお話したいと思います。
フリーランス秘書になった理由
―――私には支えたい人がいる。
すべてがこれに集約されています。
前職はゲーム会社で、サウンドトラックを作り販売する部門で事務の仕事をしていました。
そこでは幼少期から憧れていた作曲家さんをはじめ、デザイナーさんであったり、アレンジャーさんであったりたくさんのフリーランスの方々とお取引がありました。
その時にとてもはがゆい経験をしました。
会社員時代のモヤモヤ
日々感じていたモヤモヤの答えは主に2つあります。
事務作業によりクリエイターさんの本業の時間が削られている事実
メール対応や事務作業でクリエイターさんの本業である
- 作曲
- デザイン
- 創作
- 執筆
などのクリエイティブな時間が奪われてしまっていることをひしひしと感じました。
お金の管理がおろそかになっている事実
芸術肌の方は特に創作物のために頭をフル回転するあまり、お金を請求しそびれてしまいそうになることも多々あるのが現実。
取引先がしっかり請求書の話をしてきてくれれば良いのですが、個人間の取引などでは相手方も忘れていて・・・なんてこともゼロではないのが現実です。
また、源泉徴収など専門的な部分については当事者もよく分かっておらずに計算が間違っていても気付かないなんてことも。
自分にできることは何か
どんなお仕事でも事務作業は必ず発生します。
やらないといけないことではあるんです。
ただし事務はひらたく言えば、誰でもできます。
しかし才能があり素敵なものを生み出すことができる人は限られています。
自分の事務経験を活かして、なんとか事務や雑事を引き受けられないか。
クリエイターさんにもっと創作活動に集中してほしい!
という思いが日に日に強くなりました。
しかし相手はフリーランス
ここが一番難しいところです。
相手はフリーランス、従業員を雇うほどの規模でもなく法人化もしていない。
むしろ法人化する方が事務的な手間がかかり、知識も必要になります。
そうなると就職することは叶わず、残された選択肢はひとつ。
私もフリーランスになり、業務委託として事務や雑事を請負う。
という結論に至りました。
こちらもフリーランスなので雇用手続きがいらないところが一番の魅力です!
おわりに
- フリーランスのクリエイターさんを支えたい
- 取引先の立場ではそれが難しい
- フリーランス秘書になればそれが可能
- 雇用手続も不要、業務委託契約だけでok
これが、私がフリーランス秘書になった理由です。
現在5年目。
有難いことに複数のフリーランスの方、及び法人様と契約させていただいております。
取引先という立場では出来なかったことを、秘書としてサポートできるこの働き方。
私にはピッタリの選択だと感じる日々です。